【悪リザ―ドンex/ポケカ】デッキの特徴と回し方解説

　この記事では、ポケカ初心者にも分かりやすく、デッキの特徴・回し方・回す上でのポイント・カードごとの説明まで詳しく徹底的に解説しています。デッキの動きが分からない方は、是非参考にしてください。

【楽園ドラゴーナ環境】デッキ評価

サンプルデッキ
★★★★★	★★★★☆	★★★★☆

デッキコード

c4cK8x-6P399g-84cK4c

デッキを作る

デッキの特徴

高火力・高耐久のリザードンex

　≪リザードンex≫は、相手がサイドを取ればとるほど火力が上がっていき、ゲームの終盤には３００以上のダメージを連発できるようになるカウンター型のポケモンです。

　耐久面でも、環境にいる他の２進化exポケモンはHP320以下が多いのに対して、≪悪リザードンex≫はHP330と他よりも高く、ワンパンで倒されにくい体力を持っています。

特性によるエネ加速が強力！

　≪リザードンex≫の特性≪れんごくしはい≫は、デッキから炎エネルギーを３枚まで好きなポケモンに付けられるため、わざの使用条件のために使うだけでなく、逃げエネとしても活用できるため、汎用性がとても高いです。

途切れにくいリソース

　≪ピジョットex≫の特性≪マッハサーチ≫によって毎ターン好きなカードをサーチする事ができます。盤面に応じて必要なカードを持ってこれるため、理想的な動きの再現性が高いです。

　その他にも、たねポケモンのシステムを多く採用しているため、序盤の展開も安定してできます。

採用できるACE SPECが豊富

　このデッキは、色々なAceSpecとの相性がよいです。採用するカードを変更することによって、大きく戦術を変更させることができます。対戦相手からも、どのACE SPECを採用した構築かバレにくいため、予測させながら戦える所も良いポイントです。

カード解説

アタッカーポケモン

リザードンex

2進化
1進化
たね

役割	重要度
メインアタッカー	★★★★★
れんごくしはい
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札から「基本エネルギー」を3枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
バーニングダーク　　180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●HP330が超優秀！ ●ベンチにいる時、わざのダメージを受けない ●自分以外にもエネルギーを加速でき、好きなように割り振れる ●終盤には２進化exもワンパン可能な火力

リザード

1進化
たね

役割	重要度
リザードンexの進化元	★★★☆☆
フレアヴェール
このポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。
かえん　50
効果テキストなし
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●ダメカンを乗せるような効果からの攻撃を守ることができる。 ●≪デヴォリューション≫からも守れるのは偉い ●メタポケモン≪ミミッキュ≫に対するアタッカーに使うこともある

かがやくリザードン

役割	重要度
非エクアタッカー	★★★★★
エキサイトハート
相手がすでにとったサイドの枚数ぶん、このポケモンがワザを使うためのエネルギーは少なくなる。
かえんばく　　250
次の自分の番、このポケモンは「かえんばく」が使えない。
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●サイド２枚以下だと１エネで２５０ダメージで、たねV・exをワンパンできる性能 ●きぜつしてもサイドを１枚しか取られない ※入れ替えをしないと、連続でわざを使用できない点に注意！

システムポケモン

ピジョットex

2進化
1進化
たね

役割	重要度
カードサーチ	★★★★★
マッハサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「マッハサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。
ふきすさぶ　　120
のぞむなら、場に出ているスタジアムをトラッシュする。
弱点	抵抗力	にげる
×2	-30

カードの特徴
●毎ターン好きなカードを１枚サーチできる ●逃げエネが０で動きやすい

ヨノワール

2進化
1進化
たね

役割	重要度
サイド調整・打点補助	★★★★☆
カースドボム
自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。相手のポケモン1匹に、ダメカンを13個のせる。
弱点	抵抗力	にげる
×2	-30

ポケモン徹底解説

最強特性！ヨノワール『カースドボム』の使い方を徹底解説【ポケカ】

　最近入賞デッキに採用が増えてきた≪ヨノワール≫の≪カースドボム≫ですが、使い方がとても難しいポケモンです。なので今回は、≪カースドボム≫の特徴・使い方の解説・相性の良いデッキまで解説していきます。

ロトムV

役割	重要度
序盤のドローソース	★★★★☆
そくせきじゅうでん
自分の番に1回使えて、使ったなら、自分の番は終わる。自分の山札を3枚引く。
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●序盤のリソース稼ぎとして超優秀 ●Vポケモンの為、≪森の封印石≫に対応

キチキギスex

役割	重要度
ドローソース	★★★★☆
さかてにとる
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。この番、すでに別の「さかてにとる」を使っていたなら、この特性は使えない。
クルーエルアロー
相手のポケモン1匹に、100ダメージ。［ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。］
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●手札が細くなりがちな中盤～後盤に、３ドローはとても強力！ ●手札干渉に強くなる点も◎ ●≪れんごくしはい≫でエネ加速できるため、後盤の≪クルーエルアロー≫が相手視点から盲点だったりする

ネオラントV

役割	重要度
ドローソース	★★★☆☆
ルミナスサイン
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の山札からサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●サポートが引けない時に、安定する ●Vポケモンの為、≪森の封印石≫に対応 ※テツノカイナexの標的になるため、相手のデッキ次第では注意必須！

グッズ

グッズは、自分の番に何枚でも使える。

ボール系グッズ

役割		重要度
ポケモンのサーチ・展開		★★★★★

↓↓↓ポケモンをサーチする系のグッズの解説はこちらから↓↓↓

グッズ徹底解説

【ポケカ】『ボール系グッズ』とは？採用率の多い順にカード解説

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ふしぎなアメ

役割		重要度
たねから２進化にできる		★★★★★
カード効果
自分の手札から2進化ポケモンを1枚選び、そのポケモンへと進化する自分の場のたねポケモンにのせ、1進化をとばして進化させる。（最初の自分の番や、出したばかりのポケモンには使えない。）

カードの特徴
●2進化デッキで最も重要なグッズ ●序盤から≪ピジョットex≫・≪リザードンex≫を立てられる ●≪ヨノワール≫にも使えるため、デッキ相性◎

カウンターキャッチャー

役割		重要度
ベンチポケモンの呼び出し		★★★★☆
カード効果
このカードは、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えない。　相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。

カードの特徴
●サポート権なしでベンチポケモンを呼び出せるのが強力 ●ペパーからサーチ可能で安定して使える ●≪カースドボム≫の影響でより打ちやすくなった

すごいつりざお

役割		重要度
エネルギー・ポケモンの補充		★★★☆☆
カード効果
自分のトラッシュからポケモンと基本エネルギーを合計3枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。

カードの特徴
●１枚で３枚のリソースを稼げるグッズ ●ポケモンの使い回しや≪れんごくしはい≫のためのエネルギ―を戻す役割

ポケモンのどうぐ

ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられる。

ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。

森の封印石

役割		重要度
好きなカード１枚サーチ		★★★★☆
カード効果
このカードをつけている「ポケモンV」は、このVSTARパワーを使える。自分の番に使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。［対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。］

カードの特徴
●２進化ポケモンの早急な着地に役立つ ●ペパーでサーチできる

サポート

サポートは、自分の番に1枚しか使えない。

ペパー

役割		重要度
グッズ・ポケモンのどうぐのサーチ		★★★★★
カード効果
自分の山札から「グッズ」と「ポケモンのどうぐ」を1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

カードの特徴
●デッキの安定感を上げるサポート ●序盤は展開札＋≪森の封印石≫、中盤～後盤は盤面に必要なカードをサーチできる

ナンジャモ

役割		重要度
手札干渉		★★★★☆
カード効果
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。

カードの特徴
●相手の手札をリフレッシュさせて、少なくできる ●相手を事故らせることが可能なサポート ●自分が後半に必要なカードも山札に戻せる

サポート徹底解説

デッキに必須？！『ナンジャモ』の強い使い方と対策を解説【ポケカ】

この記事で分かる事『ナンジャモ』の長所・短所他の手札干渉との差別点採用した方がいいデッキ相手からの『ナンジャモ』の対策『ナンジャモ』の裁定（使えない条件等）　初めてポケカをプレイする方が疑問に思う『ナンジャモ』の使い方についてポ...

フトゥー博士のシナリオ

役割		重要度
ポケモン１匹を手札に戻す		★★★☆☆
カード効果
自分の場のポケモンを1匹選び、手札にもどす。（ポケモン以外のカードは、すべてトラッシュする。）

カードの特徴
●ダメージを受けているポケモンを場から消せる ●≪ロトムV≫・≪ネオラントV≫を場から戻せる ●≪カビゴン≫にも強く出れる点は○

ブライア

役割		重要度
サイドを１枚多く取れる		★★★☆☆
カード効果
このカードは、相手のサイドの残り枚数が2枚のときにしか使えない。　この番、自分の「テラスタル」のポケモンが使うワザのダメージで、相手のバトルポケモンがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとる。

カードの特徴
●悪リザードンexの高火力と相性抜群 ●≪カースドボム≫でサイド調整で使用可能に

ACE SPEC

ACE SPECのカードは、デッキに1枚しか入れられない。

プライムキャッチャー

役割		オススメ度
ベンチポケモンの呼び出し・入れ替え		★★★★★
カード効果
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。その後、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。

カードの特徴
●サポート権なしで、いつでもベンチポケモンを呼び出せるのが強力 ●≪ピジョットex≫が逃げエネ０で入れ替え効果も相性〇

アンフェアスタンプ

役割		オススメ度
手札干渉		★★★★★
カード効果
このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。　おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は5枚、相手は2枚、山札を引く。

カードの特徴
●相手の手札を２枚にして事故らせる動きが強力 ●グッズで手札がリフレッシュできるため、リソースも稼げる

ヒーローマント

役割		オススメ度
耐久力上げ		★★★★☆
カード効果
このカードをつけているポケモンの最大HPは「＋100」される。

カードの特徴
●≪リザードンex≫に付けるとHPを実質430に上げられる ●システムポケモンに付けても相手に要求値を上げられる

デッキの回し方

回し方解説

ヒトカゲ・ポッポ・ロトムVを並べる

　まずはメインギミックの進化元である、≪ヒトカゲ≫・≪ポッポ≫を展開していきましょう。≪なかよしポフィン≫はHP70以下のたねポケモンを２体まで一気に展開できるので、序盤に１番欲しいグッズになります。

　展開に余裕があれば、≪ロトムV≫を出して≪そくせきじゅうでん≫まで動けると次のターンにより動きやすくなります。≪ヨマワル≫まで場に出せれば理想的な盤面です。

　１ターン目に手張りができなくても、≪リザードンex≫の≪れんごくしはい≫でわざに必要な要求エネは満たせるので、問題ないです。

ふしぎなあめを使って進化させる

　≪ふしぎなあめ≫は、≪リザードンex≫・≪ピジョットex≫・≪ヨノワール≫と言った２進化ポケモンへ１進化を飛ばして進化させることができるグッズです。

　特に≪ピジョットex≫は、毎ターン大きなアドバンテージを稼げるため、いかに早く立てられるかでゲーム展開に大きく影響します。

アタッカーポケモンで攻撃する

　≪リザードンex≫の≪れんごくしはい≫でアタッカーをすぐに育てられるため、盤面に応じて適切なアタッカーを選択して攻撃しましょう。

　基本的には高耐久・高火力の≪リザードンex≫で攻撃していきます。

　たねV・exポケモンで構成されたデッキには、サイドレースをずらすために≪かがやくリザードン≫を挟んで攻撃する事を意識しましょう。

　その他メタポケモンは臨機応変に対処します。

　≪リザード≫は≪ミミッキュ≫のわざ≪ゴーストアイ≫の効果でダメカンがのらないため、突破しやすいです。

　≪カビゴンLO≫デッキは、カウンターキャッチャーで攻撃できないポケモンを縛ってくるため、≪ヒトカゲ≫の≪ヒートタックル≫であえてきぜつしてから動くと勝ちやすくなります。

カースドボムについて

≪ヨノワール≫・≪サマヨール≫の≪カースドボム≫は色々な使い方があるため、別の記事で解説しています。

↓↓↓ヨノワールの解説はこちらから↓↓↓

ポケモン徹底解説

最強特性！ヨノワール『カースドボム』の使い方を徹底解説【ポケカ】

デッキを回すポイント

サイドを取られてから巻き返す

　全ての試合が当てはまるわけではありませんが、このデッキはサイドを取られてからが勝負です。

　≪そくせいきじゅうでん≫で手札を整えてから、≪カウンターキャッチャー≫や≪ナンジャモ≫等で相手を追い詰めながら、有利な盤面作りを目指しましょう。

相手・自分のサイド枚数を調整する

　特にサイドの枚数を意識しなければならない対面はリザードンミラーです。

　意識するべき点は、

リザードンexでワンパンされないサイドの枚数
ブライアを撃たれて負ける盤面かどうか

　です。

　このデッキのミラー対面は特に難しいので、デッキの練度の差やピン刺しで採用したカードが活躍しやすいです。沢山練習して勝てるプランを見つけたり、やってはいけない動きを見つけましょう。

デヴォリューションには警戒しよう

　わざマシーン≪デヴォリューション≫は、このデッキにとても刺さる１枚です。

役割
相手のポケモンの退化
デヴォリューション
相手の進化しているポケモン全員の上から、それぞれ「進化カード」を1枚ずつはがして退化させる。はがしたカードは、相手の手札にもどす。

　≪ピジョットex≫が行動不能になり、≪リザードンex≫での攻撃もできなくなるため、採用されそうなデッキの場合は、早めに≪リザード≫を立てましょう。打たれた後に立て直すための≪ふしぎなあめ≫も確保した方がよいため、使い方にも気を付けなければなりません。

デッキ採用オススメカード

ピィ

役割
ドローソース
にぎにぎドロー
自分の手札が7枚になるように、山札を引く。
弱点	抵抗力	にげる
×2	ー

カードの特徴
●≪なかよしポフィン≫から場に出せる ●序盤の安定感Up ●逃げエネ０な所も優秀

ピジョン

役割
ピジョットexの１進化元
弱点	抵抗力	にげる
×2	-30

カードの特徴
●≪デヴォリューション≫対策に効果的 ●逃げエネ０ですぐにベンチに戻れる

おわりに

　今回は、リザードンexデッキの解説をさせていただきました。

　このデッキは一見単純な動きしかないように見えますが、沢山回していくと新しい発見と共に強く扱えるようになるため、ポケモンカード自体の理解度も上がる素晴らしいデッキです。まだ『使った事がない』・『持ってない』方は是非組んでみる事をオススメします！

　最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サンプルデッキ

デッキ評価
Tier1(環境最強)
デッキパワー	難易度	安定性
★★★★★	★★★★☆	★★★★☆