最強特性!ヨノワール『カースドボム』の使い方を徹底解説【ポケカ】

ヨノワールカード解説アイキャッチ コラム

 最近入賞デッキに採用が増えてきた≪ヨノワール≫の≪カースドボム≫ですが、使い方がとても難しいポケモンです。なので今回は、≪カースドボム≫の特徴・使い方の解説・相性の良いデッキまで解説していきます。

『カースドボム』とは?

 カースドボムとは、は≪ヨノワール≫・≪サマヨール≫が持っている、ダメカンを相手のポケモンに乗せる特性の効果の事です。≪ヨノワール≫と≪サマヨール≫はそれぞれ進化ポケモンであり、たねポケモンである≪ヨマワル≫から過程を経て進化できます。

※同じ名前の特性で効果も似ていますが、≪サマヨール≫と≪ヨノワール≫でダメカンを乗せる量がそれぞれ異なるので注意しましょう。

カード紹介

ヨノワール

2進化HP160超タイプ
特性:「カースドボム」
●自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。相手のポケモン1匹に、ダメカンを13個のせる。
わざ: 超超無 「かげしばり」 150
●次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。

サマヨール

SAMAYORU
1進化HP90超タイプ
特性:「カースドボム」
●自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。相手のポケモン1匹に、ダメカンを5個のせる。
わざ: 超超 「おにび」 50
●効果テキスト無し

『カースドボム』の特徴

気絶して発動する特性

 このポケモンの特性は、きぜつさせることによってダメカンを乗せる効果を得られます。

 一見デメリットに思えますが、それ以上の恩恵を受けられる効果と、ポケモンカードはサイド差によって使えるカードも存在するため、逆にメリットになる場合もあります。

特性で乗せるダメカンの量が多い

 ≪ヨノワール≫の特性≪カースドボム≫は、1度に13ダメカンを1匹のポケモンに与える効果で、1体の特性で与えられるダメカンの量で見ると、多すぎます。

 相手にダメカンを乗せられる特性を持つ別のポケモンとして≪テツノブジンex≫がいますが、≪ヨノワール≫と乗せる量の差を比較ましょう。

TETSUNOBUJINEX
特性:「タキオンビット」
●自分の番に、このポケモンがベンチからバトル場に出たとき、1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。

 ここから分かる通り、≪テツノブジンex≫が1度に2ダメカンなのに対して、≪ヨノワール≫は13ダメカンです。2ダメカンで倒せるポケモンは環境にはいませんが、13ダメカンは倒せるポケモンが多数存在します。

 1体であれば、ベンチの枠を割くことなく展開が可能であり、1体で13ダメカンがいかに異常な量なのかが分かります。

汎用性が高い

 このポケモンの一番良い点は汎用性の高さです。特に≪ふしぎなあめ≫を使用するデッキには採用がしやすく、お手軽にデッキパワーを上げられます。

FUSHIGINAAME
カード効果
●自分の手札から2進化ポケモンを1枚選び、そのポケモンへと進化する自分の場のたねポケモンにのせ、1進化をとばして進化させる。(最初の自分の番や、出したばかりのポケモンには使えない。)

 ≪ふしぎなあめ≫は、たねポケモンを1進化を経由することなく2進化ポケモンへ進化させられるグッズのため、≪ヨマワル≫からいきなり≪ヨノワール≫へ進化ができます。

 特性による効果のため、タイプ相性などの条件も存在せず、少しデッキの枠を削るだけで採用できてしまうのは、とても便利です。

使い方解説

打点補助

 ≪カースドボム≫をバトル場のポケモンにあてて、足りない打点の補助として使う方法です。シンプルに1ターン与えられる火力が5or13ダメージ上昇します。

 この使い方は、2進化exポケモンのようなHP300以上のポケモンをワンパンできない、中打点を与えるデッキとの相性がとても良いです。今まで倒せなかったポケモンも、≪カースドボム≫を組み合わせることによって倒せるようになります。

ー使用例ー

サイド差を作る

 ≪カースドボム≫を使って、あえて’きぜつ’させられないポケモンにダメカンを乗せる動きを取ることによって、相手からの攻撃を待たずにサイドが自分の方が多い時に使えるカードを使用する事が出来てしまいます。

 最もよく使うグッズとして≪カウンターキャッチャー≫が挙げられます。

KAUNTAKIXYATCHIXYA
カード効果
●このカードは、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えない。
●相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。

 このグッズの効果は、AceSpec・サポート権を使用して使うレベルの強力な効果ですが、自らサイドが負けている盤面を作り出せるため、別の動きをしながらベンチも呼べるため強力です。

 サイド差が作れると、デッキに採用できるカードの幅が増え、色々な戦術を取り入れる事ができるようになります。

ーサイドの枚数で効果が変わるカードー

リザードンex
rizardonex●相手が取ったサイドの枚数に応じて打点上昇
カウンターキャッチャー
KAUNTAKIXYATCHIXYA●相手の方がサイドが多い時、ベンチのポケモンを呼び出せる
ツツジ
TSUTSUJI●相手のサイドが3枚以下の時に使えるサポート
●お互いに手札を山札に戻して、手札を自分は6枚相手は2枚にする。
ブライア
BURAIA●相手のサイドが2枚の時に使えるサポート
●「テラスタル」のポケモンが使うワザのダメージで、相手のバトルポケモンをきぜつさせたら、サイドを1枚多くとれる。

サイド複数枚取り

 HPが130以下のベンチのポケモンと、バトル場のポケモン2体以上を1ターン中に’きぜつ’させていく方法です。

 この使い方は、前のターンに仕留めきれずにベンチに逃げてしまったポケモンや、後続の進化前のポケモンを狙う事によって、相手の盤面を崩壊させることができます。

ー使用例 ドラパルトexデッキー

「カースドボム」で打点調整

 前のターンに≪ハバタクカミ≫にダメカンを6つ乗せた状態からの例です。

 この盤面で≪カースドボム≫をベンチの≪トドロクツキ≫に13ダメカン乗せます。

「ファントムダイブ」でサイドを複数枚取り

 この盤面で≪ファントムダイブ≫を撃つ事によって、バトル場の≪トドロクツキ≫だけでなく、ダメカンを割り振ってベンチの≪ハバタクカミ≫と≪トドロクツキ≫に3つと1つ乗せると、1ターンの間に3体同時にきぜつさせられます。

 アタッカーを潰していくと、次の番に相手は何もできずにターンが返ってくる事が多いので、先行と後攻を逆転できるプランでもあります。

メタポケモンの突破手段

 自分が使用するデッキが対策されており、強い動きを通していきたい時に、メタポケモンをきぜつさせるためにする動きです。この動きを頻繁に使うのは、≪ヨノワール≫と≪パルキアVstar≫を組み合わせた≪ボムパルキア≫と呼ばれているデッキです。このデッキはベンチ狙撃を得意とするデッキでもあり、相手の場に≪マナフィ≫のようなメタポケモンがいる場合の回答として使えます。

ー使用例ー

カースドボムでメタポケモンを倒す

 ≪マナフィ≫のHPは70のため、≪ヨノワール≫の≪カースドボム≫できぜつさせることができます。

 きぜつさせると、≪なみのヴェール≫の特性がなくなり、相手のベンチポケモンに≪ダメージ≫を与えられるようになります。

「げっこうしゅりけん」でベンチを攻撃

 このように、相手の≪げっこうしゅりけん≫を警戒して出したメタポケモンである≪マナフィ―≫を≪カースドボム≫できぜつさせ、相手の勝ち筋になるポケモンを潰せる動きは強力です。

相性の良いデッキ

悪リザードンexデッキ

悪リザードンサンプルデッキ
rizardonex●わざ≪バーニングダーク≫との相性が◎
●序盤~中盤の火力不足の補強
●2進化デッキで採用がしやすい
●ブライアの発動条件のサイド調整

ドラパルトexデッキ

ドラパルトexサンプルデッキ
DORAPARUTOEX●≪ファントムダイブ≫のわざの効果との相性◎
●サイドの複数枚取りがしやすい
●ツツジの発動条件のサイド調整

パルキアVstarデッキ

ボムパルキアVstarサンプルデッキ
ORIJINPARUKIAVSTAR●突破が困難な≪マナフィ≫を除去できる
●≪げっこうしゅりけん≫が決めやすい
●パルキアVstarの打点補助

さいごに

 ≪ヨノワール・ヨマワル≫の≪カースドボム≫は使い方次第で様々な使い方ができる器用な動きができるポケモンです。今後も≪ヨノワール≫を組み合わせた新しいデッキが出てくることが予測できるため、今後も目が離せません!

❝カードの画像は、ポケモンカードトレーナズウェブサイトより引用して使用しています。❞

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